またまた本日も

nostalji2012-07-27

古いキネマ旬報(1961年新年特別号)をながめる。新年号とあって、“1961年日本映画の課題”とか“20世紀後半の映画”とか展望記事が特集されています。だけど、私が一番興味をひいたのは日本映画スチル・コンテストね。55枚の対象スチール写真の中から読者投票と専門委員によってベストファイブを選ぶというものです。シネコンになって、スチール写真を見かけなくなりましたが、昔は映画館で映画を観なくてもスチール写真を見て楽しんだものです。小学生の頃、通学途上に三番館(3本立映画館)があって、上映作品が変わるたびに眺めて楽しんでいましたよ。スチール写真だけを見て、ストーリーを想像したりしてね。でもって、私が選んだ1枚は新東宝の『黄線地帯』ね。作品の持っている異様な雰囲気の中の、不安と不気味さといかがわしさがよく表現されていると思います。
オリンピック男子サッカーで日本が1対0でスペインを破る。まさか勝つとは思いませんでした。相手が10人になっても、追いつかれ、ガタガタときて逆転されるんじゃないかと心配でしたよ。スペインはあせって、ミスが多かったですね。日本の意外な実力に面喰ったかな。