気分良好

nostalji2012-08-05

古いキネマ旬報(1961年7月下旬号)をながめる。“観客席からの声”が特集にあり、「テーマの貧弱さ」、「オリジナル・シナリオを」、「映画宣伝のいつわり」、「時代劇への郷愁」など、現在と同じような意見が寄せられていました。表紙は、マギー・ピアス。全く知らない女優で〜す。
録画していた『新・座頭市(第3シリーズ)』の1話と2話を観る。第1話「きょうも行くひとり旅」(監督:太田昭和、脚本:新藤兼人)は、イカサマ賭博師を斬った市が、賭博師の女房(浅丘ルリ子)と弟分(江藤潤)に命を狙われるんですな。悪ヤクザ(菅貫太郎)が賭博師の女房にチョッカイを出したことから、市への誤解が解けます。余計なことをして斬られる菅貫太郎が毎度のことながら良いねェ。
第2話「冬の花火」(監督:国原俊明、脚本:犬塚稔・奥村利夫)は、花火師(財津一郎)と市との交流を描いた物語です。耳の不自由な花火師の娘(中村七枝子)に悪駕篭屋(井上昭文)が目をつけ、市が花火師父娘のために悪党退治ね。余計なことをして斬られる井上昭文が毎度のことながら良いねェ。
昨夜は、男子サッカーのエジプト戦を観る。はっきり言って負ける気がしない戦いぶりでしたね。日本って、こんなに強かったっけ。この勢いなら、メダルも夢じゃないですよ。競泳競技が終了し、メダルは11個。選手層が厚くなりましたね。金メダルは少なくても、日本人選手が活躍する場面を多く見られるのは楽しいことです。