文芸作品?

nostalji2012-08-14

録画していた『ウォーリアー&ウルフ』(2009年/監督:ティエン・チュアンチュアン)を観る。中国・秦の時代の話で、北方の異民族と戦っている兵士(オダギリジョー)が隊長(トゥオ・ツォンホァ)に鍛えられて、負傷した隊長に代わって指揮をとるようになるんですな。やがて冬が来て、撤退するんですが吹雪にあってハラン族の村に避難します。ハラン族の村は狼が支配する土地で、ハラン族は狼に呪われているんです。男は小屋に隠れていたハラン族の女(マギーQ)に惹かれ、愛しあうようになります。他部族との性的関係を禁止するハラン族の掟を破ったために、二人は狼になるのね。“総製作費7億円、歴史超大作が日本逆輸入!”の惹句とはかけ離れた、狼になって愛を貫くという、「何じゃ、こりゃ」という作品でした。
原作は井上靖の『狼災記』で、歴史アクションよりも文芸色が強いのですが、演出が今イチで、官能美もなければ幻想的なところもなく、何が売りなのか解かりません。マギーQも魅力がなかったなァ。
PS3で『ドラゴンエイジ:オリジンズ』をプレイ。オリンピック期間中も空いた時間にシコシコ遊んでいたのですが、まとまった時間でプレイするのは久しぶりね。“崩壊したサークル”まで進み、前回はテンプル騎士団に味方したのですが、今回は魔道士に味方しました。魔道士のウィンをパーティに加え……