時代劇ということで

nostalji2012-09-07

録画していた『おんな犯科帳・江戸拷問刑罰抄』と『艶剣客2・くノ一色洗脳』を観る。
『おんな犯科帳・江戸拷問刑罰抄』(1995年・キングレコード/監督:津島勝)は、牢役人(石原良純)が女牢に送り込まれた女囚の謎を探るレンタル用に作られたオムニバス形式の時代劇です。嫁ぎ先の家を放火した女、拷問で死んだ隠れキリシタンの女、恋した若主人の罪を被って死罪となった女が、海老責め・石抱き・苔打ち・木馬・駿河問いなどの拷問(テロップで拷問名を知った)を受けて苦痛にゆがむ女の表情を楽しむ変態映画ですが、牢役人の上司役で遠藤太津朗、牢名主役で愛染恭子が出演しており、ドラマ部分もしっかり作られていましたよ。新しいテレビ時代劇が殆どないので、その代わりになりますね。
『艶剣客2・くノ一色洗脳』(2011年・新東宝竹書房/監督:藤原健一)は、隠れお庭番の女剣客が催淫秘薬を使って幕府転覆を謀る甲賀忍者と戦うエロアクション時代劇ね。劇場公開用に作られたらしいのですが、登場人物がたった6人(お庭番方3人、甲賀忍者3人)のチーピーな映画です。画像は、主演の吉沢明歩(おミズ系のお顔ね)と相棒役の佐藤良洋。刀の差し方はデタラメだし、時代劇の基本動作もできていませ〜ん。