本日の朝日朝刊別刷りbeの“歌の旅人”は『座頭市』の主題歌(♪〜およしなさいよ、無駄なこと〜)で、勝新太郎の歌の世界を詳しく追っています。カツシンは、「座頭市」のレコードを出す前に、1955年の「かんかん蟲は歌う」から61年の「今宵限りの三度傘」まで20枚近いシングル盤を出していますが、カツシンのCDには1曲も収録されていません。鼻にかかった甘い美声の二枚目歌謡曲で、カツシン自身が気に入らなかったと玉緒さんが何かで語っていました。
でもって、画像は10枚組LPボックスの『懐かしの映画主題歌集』ね。ビクター原盤とテイチク原盤を使っており、この中にカツシンのデビュー曲「かんかん蟲は歌う」が収録されているんですよ。大友柳太郎が歌う「黒頭巾ぶし」や高峰秀子が歌う「カルメン故郷に帰る」なんかが収録されていて、私のお宝レコードになっています。
ところで歌う映画スター(男優)を10人選ぶとなると、高田浩吉、鶴田浩二、石原裕次郎、小林旭、渡哲也、勝新太郎、里見浩太朗、高倉健、森繁久弥、加山雄三になるかな。女優となると、美空ひばり、高峰三枝子、高峰秀子、山本富士子、吉永小百合、浅丘ルリ子、藤純子、梶芽衣子、薬師丸ひろ子、松坂慶子……