何からするか

nostalji2012-09-23

昨夜は会社時代の友人と飲んで食って歓談する。リタイアして自由時間は増えているのですが、お互いに所用がないと大宮まで出ることがないんですよね。所用を済ませた後、待ち合わせ時間まで色々ブラつき、アレコレ買物。中古のDVD『プロポジション』と『新・隠密剣士』のDVDボックス、PS3の中古ゲーム『ファイナル・ファンタジーXⅢ』と『ファイナル・ファンタジーXⅢ−2』、謝礼の図書券で『史上最強のインディアン・コマンチ族の興亡(上下巻)』をゲットしました。
でもって、DVD『プロポジション』(2005年/監督:ジョン・ヒルコート)を観る。19世紀末のオーストラリアを舞台に、無法者の兄弟が対決する物語です。無法者のチャーリー(ガイ・ピアース)と弟のマイクが警察に捕まり、チャーリーは警部(レイ・ウィンストン)からマイクを助けたければチャーリーの兄アーサー(ダニー・ヒューストン)を殺すか捕らえるように命じられるのね。アーサーは牧場一家を皆殺しにした凶悪犯で、自分に従っただけの純朴なマイクを助けるためにチャーリーはアーサーが逃げた荒野へと旅立ちます。賞金稼ぎのシェロン(ジョン・ハート)からアーサーの情報を訊きだし……
暑さで茹だるようなオーストラリアの荒野で繰り広げられる不毛な戦いを、個性的な役者を使ってリアルに描いています。登場人物の内面とオールロケによる風景が見事にマッチしていましたね。先住民アボリジニと英国開拓民との対立などに見られるキレイ事を排除した演出は、全体的に重苦しく、好みが分かれそうです。同じオージーエスタンの『スノーリバー』や『ブラッディ・ガン』と比べると面白さに欠けま〜す。