何故かシーズン途中で

nostalji2012-11-28

ビデオに録画保存していたテレビ西部劇『ローハイド』の「Incident of The New Start(新しい門出)」と「Incident of The Boomerang(最後の勝利者)」を観る。
「Incident of The New Start(新しい門出)」は、テキサスのサン・アントニオからミズーリのセダリアに向けての新たなキャトルドライブの始まりです。独りよがりな大牧場主(ジョン・デナー)がトレイルボスになったためにトラブル続出。結局、フェーバーにトレイルボスを任せることになるのです。第3シーズンの途中に、前日紹介のエピソードで最初のキャトルドライブが終了して、新しい門出となります。1話完結だからいつでもいいようなものの、普通はシーズン最初のエピソードですよねェ。現在のドラマ作りだったら、レギュラーそれぞれに問題を抱えさせ、謎を持って来シーズンへ続くにするだろうなァ。
画像は、西部劇ではお馴染みのジョン・デナー。
「Incident of The Boomerang(最後の勝利者)」は、色悪な元愛人と誠実な婚約者との間で揺れる女心を描いた物語。色悪な無法者がジェームズ・ドルリーで、後に『バージニアン』で主演しますが、この頃はもっぱら悪役ね。誠実な牧場主はマイケル・ペイトで、インディアンやメキシコ人の役が多いのですが、今度はオーストラリア人です。牧場主の婚約者がパトリシア・メディナで、コマンチに捕まり人質となります。牧場主の親友のアボリジニがウッディ・ストロードで、コマンチの部落を探し当てる追跡の名人ね。武器のブーメランで音もなくコマンチを倒すのだよ。フェーバーたちも牧場主と道連れになった関係から、コマンチ部落を襲撃します。人質を返す条件として、牧場主がコマンチの試練に耐え、婚約者の愛情も勝ち取るので〜す。