またまた、『ローハイド』

nostalji2012-11-30

ビデオに録画保存していたテレビ西部劇『ローハイド』の「Incident Near Gloomy River(淀んだ河)」と「Incident of His Brother‘s Keeper(愛の鎧)」を観る。
「Incident Near Gloomy River(淀んだ河)」は、隣家の娘を巡る兄(ジョン・カサベテス)と弟(ジョン・エリクソン)の葛藤物語。乱暴者の兄と諍いをおこすのが嫌で、家を出てキャトルドライブのカウボーイになっていた弟が、兄と隣家とのトラブルの最中に家に立寄るんですな。フェーバーは水場が干上がっていたので、弟と原因を調べに来たのね。フェーバーが隣家に行って事情をきくと、川の護岸工事のため一時的に堰き止めたもので、水を流すことを了承します。隣家とのトラブルの原因は兄にあり、隣家の娘が弟を愛していたことから、結局、兄が家を出てメデタシ、メデタシです。
「Incident of His Brother‘s Keeper(愛の鎧)」は、事故で足が不自由になった牧場主(ジャック・ロード)と妻の愛の亀裂と修復の物語。フェーバー(最後に出発と言うだけ)とロディが登場しないエピソードで、ピートが問題解決します。セダリアからの牛の相場を報せる電報を受け取るためにフォートワースの町にやって来たピートが牧場主と知りあいになり、妻とも親密になります。牧場主の弟が牧場を自分のものにしようと、ピートに濡れ衣を着せ、兄とピートを争わせてドサクサに兄を殺そうとするんですな。弟の撃った弾丸は車椅子に当り、弟はピートに撃たれ、牧場主と妻は誤解が解けてメデタシ、メデタシで〜す。
画像は、ジャック・ロード。後年の『ハワイ・ファイブオー』で人気が出ました。『ハワイ・ファイブオー』は人気シリーズとなり、リメイクされて現在も新たな『ハワイ・ファイブオー』が放映されていますね。