例年以上に多かった

nostalji2012-12-08

先日、中村勘三郎(57歳)さんが亡くなりました。今年ほど記憶に残る芸能人が亡くなった年はなかったような気がします。ざっと羅列(敬称略)すると、大物スターの山田五十鈴・森光子・津島恵子淡島千景二谷英明、忘れられない傍役の大滝秀治三崎千恵子山田吾一内藤武敏中原早苗、それと安岡力也・地井武男小野ヤスシ桜井センリ、歌手の伊藤エミ尾崎紀世彦・宮史郎、監督の新藤兼人若松孝二と、特番が組めるような人ばかりでしたね。
でもって、中村勘三郎さんですが、子役時代からテレビ・映画に活躍し、単なる歌舞伎役者を超えた存在でした。テレビ・映画で親しんだ私として襲名した勘三郎より勘九郎の方がピンときますけどね。新しいことへの挑戦がたくさん残っているのに、惜しまれる逝去です。
画像は、勘九郎時代の竹下景子とのデュエット曲「浅野川慕情」のレコードジャケット。いずみたく作曲のラブソングです。二人の歌はお世辞にも上手とはいえませんが、新しいことに挑戦する勘三郎さんらしさが出ていると思います。B面がセリフになっているので、芝居(舞台)とのタイアップ企画のような気がしますね。