シリーズ確立前だが

nostalji2013-01-04

録画していた『昭和残侠伝・唐獅子牡丹』(1966年・東映/監督:佐伯清)を観る。
恋人(三島ゆり子)と所帯を持って堅気になろうとしている弟分(津川雅彦)のために、心ならずも左右田一家(水島道太郎)との一宿一飯の義理で榊組の親分(菅原謙二)を斬った花田秀次郎(高倉健)が出所して戻ってくると榊組は落ち目になっているんですな。左右田一家は榊組が仕切っている石切り場を狙って嫌がらせをしており、秀次郎は罪ほろぼしのために榊組の未亡人・八重(三田佳子)を助けて左右田一家の妨害から守ります。そして、八重や子ども(穂積ペペ)に慕われることに呵責を感じた秀次郎は、自分が親分を斬ったことを告白するのね。ちょうどその時、八重の結婚で身をひいて満州を放浪していた畑中圭吾(池部良)が一家に帰ってきます。事情を知った圭吾は秀次郎に対決を迫りますが、八重が必死に二人を止め、圭吾も秀次郎の男気を感じて収まります。榊組が陸軍省の入札を受けたことから、それを恨んで石切り場を爆破しようとした左右田一家のために死人が出て、秀次郎と圭吾の殴り込みとなるのです。
シリーズ第2作目で、未見だったので楽しめました。私が“昭和残侠伝”シリーズをリアルタイムで観ていたのは花田秀次郎と風間重吉のコンビが確立した第4作目からね。構造はシリーズ共通で、志を同じにする二人が互いに尊敬しあい、肩を並べて歩いていくバックに健さんが歌う「唐獅子牡丹」が流れるクライマックスシーンは、心にジンときます。ストーリーはどれも同じようなものでも、この約束事が魅力なので〜す。