観るものが多くても

nostalji2013-01-14

昨日は、所用があって都内まで出かける。何年かぶりに秋葉原をブラつき、西部劇DVDを3本購入しました。未見の『不死身の保安官』、“ワン・チャイ”シリーズのウォン・フェイフォン(ジェット・リー)がアメリカ西部で活躍する『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナアメリカ天地風雲』、3本以上買わないと990円にならないのでゲットした『夕陽に向かって走れ』ね。画像は、ジェーン・マンスフィールド。名前は知れわたっている(といっても団塊の世代以上でしょうが)のに、映画女優として名を残している作品は全然ないという、まさにゴシップ大女優ね。彼女が出演しているのが『不死身の保安官』なんですよ。西部劇なので自慢の肉体はあまり露出していないでしょうが……
ビデオに録画保存していたテレビ時代劇『剣』の第33話「狗(いぬ)」(監督:高井牧人、脚本:井出雅人)を観る。上司の命で人斬りしていた男が先走って不興を買い処分される物語です。刀の持ち人は、人斬り・相良金八(大辻伺郎)ね。金八は百姓あがりですが勤王党リーダーの剣持刑部(池部良)に剣の天分を見込まれて勤王浪士の仲間に加わります。刑部から刀をもらった金八は、刑部に命じられるままに人斬りをしていましたが、誉められたくて命じられてもいないのに刑部と敵対する藩の重役を暗殺します。藩は刑部を黒幕の疑いで捕え、金八も捕まるのね。金八は口を割らず、刑部も金八も釈放されるのですが、捕えられていた時に毒饅頭を食べさせられそうになり、真意をただすために刑部邸を訪れ、殺されるのです。岡田以蔵がモデルですな。後年のカツシンの『人斬り』と似たようなところがあるのは、橋本忍と井出雅人の関係からでしょう。
それにしても、観るものが多くて、困った、困った。