しつこさが不足

nostalji2013-02-02

昨夜はBS時代劇『アテルイ伝』の最終回を観る。全4回の割には登場人物が多彩なため、全体としてはストーリーを追うだけの総集編的な印象を持ちました。全20回ぐらいにして、人間関係をもっと掘り下げて欲しかったですね。アテルイ大沢たかお)とモレ(北村一輝)の友情の成立過程、アテルイと妻カナ(内田有紀)とのラブロマンス、女戦士コテナ(伊藤歩)のアテルイへの慕情、アテルイと大伴須受(原田三枝子)との協力関係、アテルイ坂上田村麻呂高嶋政宏)とのライバル関係など、もっと膨らますことができますよ。ベタベタの悪役も欲しいね。古代歴史物は殆ど史料がないので、韓国時代劇のように面白く話を作ることができるのに、たった4回というのは残念。
続いて、テレビ放送開始60年特集の『テレビが映したスポーツ60年』を観る。オリンピック開会式はリアルタイムで見ていたのですが、ブルー・インパルスが大空に五輪の輪を描いたのは、すっかり忘れていました。17インチの白黒テレビ(関根勤はカラーで見たと言っていたけど、当時の大半の家庭にはカラーテレビはなかった)だったので、印象が残っていないんですよ。昨夜、改めて見て、驚きましたね。当時のテレビには映らなかった、上空から撮った五輪の輪に感動しました。