ベレー帽

nostalji2013-02-09

本日の朝日朝刊別刷り“beランキング”は、好きな手塚治虫マンガ。1位「鉄腕アトム」、2位「ブラック・ジャック」、3位「ジャングル大帝」、4位「火の鳥」、5位「リボンの騎士」となっており、「リボンの騎士」は意外な気がしました。手塚作品には女の子向けが少ないので、複数回答も可ということで女性回答者の殆どが選んだような気がしますね。
私がどうしても選びたい作品は、20位内にも入っていない「サボテン君」ね。「サボテン君」は、1951年から54年まで『少年画報』に連載された西部劇マンガで、私は最近(といっても10年前)単行本で読んだのですが、西部劇の定型パターンをふまえ、手塚治虫らしいマンガ表現の遊びをふんだんに入れた快作で、大好きな作品となりました。
サザエさんをさがして”は、手塚治虫も愛用していたベレー帽。様々な種類があるようですが、1950年代は自由とハイカラの象徴だったとか。まぼろし探偵やビリーパックといった人気マンガのヒーローも被っていましたね。画像は、ビリーパック。ツギのあたった服で探偵ゴッコをしていた少年たちは、モダンなスタイルに魅了されました。