完全版だったので

nostalji2013-03-22

録画していた『ショウほど素敵な商売はない』(1954年/監督:ウォルター・ラング)を観る。芸人一家の人生を描いたミュージカルで、洋画劇場が華やかりし頃、テレビで観て以来です。その時は、トリミングされた画面で、ミュージカルナンバーも一部カットされていました。
モリー(エセル・マーマン)とテレンス(ダン・デイリー)のドナヒュー夫婦による「ホエン・ザ・ミッドナイト・チューチュー・リーブズ・フォー・アラバマ」(この曲は後の場面で、夫婦の子ども役のドナルド・オコナーとミッチー・ゲイナーも歌う)に始まり、アーヴィング・バーリンの歌曲にのせて芸人生活が綴られます。長男スティーブ(ジョニー・レイ)、長女ケイティ(ミッチー・ゲイナー)、次男ティム(ドナルド・オコナー)が加わりドナヒュー一座が完成ね。「アレクサンダース・ラグタイム・バンド」を各人の持ち味を活かして唄い踊る場面が圧巻の見せ場になっています。この曲はラストでもドナヒュー一家の象徴として使われており、メインテーマ的存在です。題名の「ショウほど素敵な商売はない」は、この作品でも使われていますが、『アニーよ銃をとれ』のヒットナンバーで、舞台ではエセル・マーマン(映画はベティ・ハットン)が歌っていたんですね。
一家はスティーブが牧師となって一座から離れ、ティムは恋人のビッキー(マリリン・モンロー)と喧嘩して交通事故を起こし、舞台に穴をあけて行方不明になります。テレンスもティムを捜しに一座から離れます。しかし、ショー公演の最後の日、家族が全員集まってメデタシ、メデタシとなるのです。ドラマと歌曲がうまく融合しておらず、全体的にチグハグな感じを持ちました。ミュージカル映画としての総合的な出来は今イチ。
画像は、ドナルド・オコナーマリリン・モンロー、ミッチー・ゲイナー。モンローは、セクシーに歌う「ヒート・ウェーヴ」はグットですが、オコーナーやゲイナーと絡むとダメですね。芸の奥行が違い過ぎて、バランスがとれないんですよ。モンローの良さがでてきません。
PS2のゲーム『レッド・デッド・リボルバー』のステージ14「サンセット・キャニオン」をクリア。酒場の乱闘で留置所に入れられたレッドは保安官から金塊を運ぶディエゴの駅馬車を襲ってディエゴ逮捕を要請されます。ディエゴの一味に父を殺した片腕の男がいると保安官から教えられ、サンセット・キャニオンへ。馬に乗っている無法者を殺して馬を奪い、馬に乗って駅馬車襲撃ね。駅馬車を破壊してクリアしましたが、レッドはディエゴに捕まり金鉱へ。