前作には当然およばず

nostalji2013-04-09

録画していた『フライトナイト/恐怖の夜』(2011年/監督:クレイグ・ギレスビー)を観る。1985年の上出来吸血鬼映画『フライトナイト』(監督:トム・ホランド)のリメイクです。隣家に越してきた吸血鬼(コリン・ファレル)を高校生(アントン・イェルチン)が退治する物語ね。前作と異なっているのは、主人公でなく主人公のホラーおたくの友達(クリストファー・ミンツブラッセ)が気づくこと。主人公は友達の話を信用してなかったのですが、友達が行方不明になり、隣家を調べて吸血鬼とわかります。母親(トニ・コレット)と恋人(イモージェン・プーツ)を狙っていることを知り、ヴァンパイアキラー(デビッド・テナント)に相談しますが……
コリン・ファレルの吸血鬼は悪くないのですが服装は気に入りません。どこかで、クラシックな姿を見せて欲しかったですね。ちなみに、前作での吸血鬼クリス・サランドンが吸血鬼に殺される役でカメオ出演しています。『ドクター・フー』のデビッド・テナントがヴァンパイアキラーを演じており、いかがわしいキャラにピッタリ。イモージェン・プーツは最初からセクシーで、吸血鬼に血を吸われて、可愛いだけのイモねえちゃんからセクシーになっていく変化がないのが残念。口裂け女になるシーンはありましたけどね。前作と比べて、全体的に作り方が粗っぽいで〜す。
画像は、コリン・ファレル。ランニングというのはどうもね。