斬って斬って斬りまくるが……

nostalji2013-08-03

録画していた『コナン・ザ・バーバリアン』(2011年/監督:マーカス・ニスベル)を観る。ヒロイックファンタジーの古典、ロバート・E・ハワードの“コナン”シリーズのストーリーを土台にして再映画化したものです。
地獄の力を得られる仮面を探すアケロン王カラー(スティーブン・ラング)に父(ロン・パールマン)を殺されたコナン(ジェイソン・モモア)が無敵の剣豪となり、仇を求めて冒険の旅をするのね。カラーが邪悪の力を得るために捜している女性タマラ(レイチェル・ニコルズ)を救いだすために、髑髏城に潜入して目的を達するまで、血みどろチャンバラの連続です。リアルというより汚らしさを感じましたね。戦い方も工夫がなくて、退屈します。カラーの娘マリーク(ローズ・マッゴーワン)が魔法で誕生させた砂戦士との戦い(斬っても血が出ず、砂になるだけ)が一番面白かったですよ。
ジェイソン・モモアを初めとしてテレビ俳優中心のキャスティングで華がありません。シュワちゃんのコナンと比べると、ジェイソン・モモアは顔も肉体も見劣りがしま〜す。