オリジナルキャストの懐かしさ

nostalji2013-09-17

昨夜はCATVの時代劇専門チャンネルで『新・御宿かわせみ』を観る。『御宿かわせみ』は、平岩弓枝原作の人気時代小説。大川端の小さな宿屋を舞台に、女主人るいと与力の弟で幼なじみの東吾の恋物語を縦糸に、江戸に起こるさまざまな事件を横糸にした捕物絵巻で、何度もテレビドラマ化されています。私は、その殆どを観ていないのですが、それでも最初のテレビシリーズ(NHK放送・全47話)は、割と観ていました。るいが真野響子で、東吾が小野寺昭ね。
『新・御宿かわせみ』は、徳川末期から時代が明治維新に時代が移り、るい(真野響子)と東吾(小野寺昭)の一人娘・千春(前田希美)は美しく成長し、るいと宿屋を守っていますが、東吾は5年前に函館に行く途中で軍艦が難破し行方不明。千春の異母兄・神林麻太郎(渡辺大)と畝源太郎(松田悟志)がゴロツキに襲われて傷を負った嶋次郎(三浦貫大)を、るいの宿屋に運び込んだことから事件が展開していきます。まあ色々あって、最後は源太郎の父・源三郎(山口崇)を殺した犯人逮捕、東吾の生存確認となるんですな。二世俳優の演技とか、不満な点はありますが、新作時代劇を作る心意気は買いたいです。それと、真野版キャストがそのまま登場というのが嬉しかったですね。続編も製作されるそうで、期待していま〜す。