今年観た韓国時代劇

nostalji2013-12-11

今年観た韓国時代劇は、現在観ている『大王の夢』と『馬医』や、昨年からの続きで観たものを含めて11作品。例年と比べると少ないです。中には『屋根部屋のプリンス』のように時代劇とはいえないようなものもあります。同じように朝鮮王朝時代からタイムスリップしてくる作品に『イニョン王妃の男』がありましたが、出演俳優に魅力がないのと、タイムスリップの理屈づけがなくて途中で投げ出しました。
恭愍王時代の高麗にタイムスリップした現代の女医と武将チェ・ヨンとの恋と冒険を描いた『信義(シンイ)』は、同じタイムスリップものでも今年観た作品の中で一番面白かったですね。韓国時代劇は歴史劇でも9割がたフィクションなので、へんな歴史観や理屈にあわない大義をふりかざす英雄物語より楽しめます。架空の朝鮮王朝を舞台にした『太陽を抱く月』も、そういった意味で楽しめましたね。画像は、『太陽を抱く月』のキム・スヒョンとハン・ガイン。
『信義(シンイ)』もそうですが、今年は高麗時代の作品が多かったです。歴史劇として、昨年からの続きの『光宗大王』の後、『武人時代』と『武神』がありました。民のためと言いながら、やっていることは権力争いばかりね。歴史劇を観ると、短気・感傷的・非合理性・過激な自己主張・手前勝手など韓国の国民性を知ることができま〜す。