懐かしの番組を観るために

nostalji2013-12-17

録画していた『東映まんがまつり(1970年夏)』を観る。“東映まんがまつり”は、子供向け作品を数本まとめて、夏休みなどの時期にあわせて東映が劇場公開したときのイベント・タイトルです。1964年夏に始まり、1990年春まで毎年行われていました。オリジナルアニメとテレビで放送されているアニメの組み合わせというパターンでした。
東映まんがまつり(1970年夏)』には『柔道一直線』があり、それが目的ね。他校レスリング部の松山が一条直也(桜木健一)に挑戦してきます。孤児院で育った松山は強くなって有名になりたいと思っているのね。松山の境遇を知った直也は、同情して松山が得意としている寝技で勝負し敗れます。師匠の車周作(高松英郎)は、「ライオンはウサギを殺す時でも全力をつくす。お前の行為は相手を侮辱するものだ」と言って直也を叱るのね。直也は自分の未熟さを悟り、松山と再戦。寝技を防ぎ、必殺二段投げで松山を破ります。死力をつくした戦いで二人に友情が芽生え、直也は柔道で、松山はレスリングでオリンピック金メダルを誓うのです。ツッ込みどころの多い、ベタベタのスポ根ドラマでしたが、好きでしたねェ。
他の作品は、石森正太郎原案のオリジナルアニメ『海底3万マイル』と、テレビアニメの『タイガーマスク』、『ひみつのアッコちゃん』、『もーれつアたろう』ね。『タイガーマスク』は、「ふく面リーグ戦」の3エピソードを編集したもの。『タイガーマスク』も最初の頃はよく観ており、「ふく面リーグ戦」はよく憶えています。『ひみつのアッコちゃん』と『もーれつアたろう』は全く観ておらず、キャラだけは知っていた『もーれつアたろう』の面白さに触れたのは収穫、収穫。