落穂ひろいで

nostalji2013-12-22

昨夜はCATVのAXNミステリーで海外ドラマ『アンフォゲッタブル』と『クロッシング・ライン』の第1シーズン最終回を観る。『アンフォゲッタブル』は、見たものを全て記憶してしまう“超記憶症候群”と呼ばれる能力をもった女性刑事キャリーを主人公にした1話完結の犯罪ドラマです。子どもの頃に姉が殺された時の記憶だけがないという特殊事情を抱えていましたが、最終回(22話)でその時の記憶も甦ります。シーズン1だけで打切り予定が復活し、シーズン3の製作も予定されているとのこと。姉が殺された事件と類似した事件が継続的に発生しており、姉殺しの犯人捜査がサブストーリーとして展開していくのでしょうね。
クロッシング・ライン』は、本国でも今年の6月から放送開始された新しいドラマです。通常アメリカの番組は9ケ月1シーズンで、9月に始まり5月にシーズンフィナーレを迎えるのですが、6〜8月の夏季を狙って放送されたため全10話しかありません。内容は、インターポール(国際警察)の特別捜査チームがヨーロッパの国々にまたがる凶悪犯罪を解決していくストーリー。したがってチームメンバーも、アメリカ・フランス・ドイツ・イタリア・イギリス・北アイルランドと多国籍です。ただ、スコットランドヤード(ロンドン警察)からやって来た女性警部補はパイロット版(1話と2話)で死んじゃいますけどね。パイロット版しか観ておらず、いきなり9話と10話(最終回)を観たわけですが、パイロット版でメンバー各々が抱えている問題やバックボーンが紹介されていたので、それなりに理解できました。
画像は、『クロッシング・ライン』のウィリアム・フィクナー。ニューヨーク市警の敏腕刑事でしたが、ある誘拐事件で犯人に撃たれて傷を負い、上司の裏切りもあって市警を辞め、アムステルダムで清掃員をしているところを、チームリーダーに誘われて捜査官として復帰します。ケガの後遺症で右手に障害と慢性的な痛みがあり、モルヒネに依存する日々。最終回で自分を撃った犯人(人身売買組織のボス)を捕まえるものの、警察内部に裏切者がいて犯人は脱走、チームリーダーはロシアンマフィアに拉致され、他にも難問山積みでシーズン2へ続きま〜す。