懐かしのキャラ

nostalji2014-01-08

録画していた『新・三バカ大将 ザ・ムービー』(2012年/監督:ピーター&ボビー・ファレリー)を観る。親に捨てられたモー(クリス・ディアマントポロス)・ラリー(ショーン・ヘイズ)・カーリー(ウィル・サッソー)の3人は孤児院で育ち、ヘンチョコリンな容姿と奇抜な行動のため里親が見つからないまま中年になります。財政難で孤児院が取り壊されることになり、返済資金83万ドルを稼ぐため、町にやって来ますが……
三バカ大将は1930年代のサイレントからトーキーへの移行期に活躍したコメディ・トリオです。テレビ創生期に彼らの映画フィルムを編集して放送し、大人気となりました。日本でも日本テレビ系列で、1963年6月〜64年11月に放送されています。私もよく観ていて大笑いしたものです。アメリカではケーブルテレビ局などで繰り返し再放送されており、根強い人気がありますね。
でもって、リメイクしたこの作品ですが、オリジナルのギャグをそのまま踏襲していて愉しかったです。彼らの行動の幼稚性、モーのカーリーやラリー相手の小突き合い・ドツキ合いギャグや、カーリーの犬の鳴き真似や突然の奇声ギャグ、ラリーのモジャモジャ頭の髪むしりギャグなど、現在からみれば古くさい単純ギャグで昔のように大笑いはしませんでしたけどね。三バカ大将を知らない若者に受けるような笑いではないので、日本で劇場公開されなかったのがわかりま〜す。