名の知れた役者はいないが

nostalji2014-01-26

西部劇DVDの『トマホーク渓谷の待伏せ』(1953年/監督:フレッド・F・シアーズ)を観る。強盗犯として服役していたマッコード(ジョン・ホディアク)、イーガン(デビッド・ブライアン)、キッド(ジョン・デレク)、ドク(レイ・ティール)が出所し、仲間の隠した1万ドルを探しに出発します。マッコードは強盗犯でなく、彼らの仲間と間違われて投獄されていたのですが、分け前を取るために3人を追うのね。途中でアパッチに襲撃されてキッドは負傷。アパッチの捕虜だったナバホ族の娘(マリア・エレナ・マルケス)が一行に加わり、キッドを介護します。金を隠した仲間は既に死んでおり、隠し場所と思われるトマホーク渓谷のゴーストタウンにやって来ますが、アパッチ族が襲来し……
スターといえる役者が出演していない低予算西部劇ですが、いろいろ面白い趣向があって楽しめました。大金の隠し場所と思われる所を次から次へと探していくのですが、全部ハズレ。最後には町中の壁板やサイドウォークの板を皆で剥がしていくのね。アパッチとの小規模戦闘においては、死んだマネをして相手を油断させ、頭の皮をはぎにくるところをやっつけたり、最後の大襲撃においては火薬の樽で粉砕。昨日のフレゴネーズと比べると、シアーズのアクション演出は悪くないで〜す。