テレビ西部劇ＤＶＤボックス『ローハイド（シーズン８）』の＃７「首吊り保安官」と＃８「酋長イエローサン」を観る。
「首吊り保安官」は、２５年の経歴でたった一人取り逃した犯罪者を追う保安官ディクソン（ラルフ・ベラミー）とロディ（クリント・イーストウッド）との対決物語。逮捕したものの裁判で無罪となったコルビー（ジョン・アイアランド）を、ディクソンは自分の手で殺すために執拗に追っているんですな。自分が捕まえた者は全て犯罪者と決めつけている性格異常者ね。真実を求める町の保安官役でジム・デービスが出演していました。『果てしなき蒼空』でカーク・ダグラスの相手役だった若者も、ただの中年のオジサン。
「酋長イエローサン」は、部落の食料確保のために牛を奪いにきたインディアン（リップ・トーン）がロディの説得で牛追いを手伝う物語。殺しあうことより、働いて報酬として牛を得ることに理解をしめす白人酋長なのね。ロディに協力して牛を奪いにきた敵対部族と戦います。白人優越感があって、今イチ気に入りませ〜ん。
