珍しく悪役

nostalji2014-02-07

テレビ西部劇DVDボックス『ローハイド(シーズン8)』の#「女牧場主」と#10「早撃ち修行」を観る。
「女牧場主」は、女性参政権投票が行われる町の近くで、ロディたちは通行料を払ってキャシー(ナンシー・ゲイツ)の牧場を通ろうとしますが、キャシーに拒絶されます。立ち寄っただけでも投票権があるため、ロディたちが反対の票をいれると思ったのね。引き返すためには食料を調達せねばならず、町に買い出しに行くと酒場経営者のタルボット(ウォーレン・スティーブンス)がロディたちを買収に現れます。女性参政権問題でトラブルに巻きこまれる物語なのです。
「早撃ち修行」は、牛を運ぶ契約をした牧場で若いカウボーイと牧場主の娘(ジル・ハワース)が恋仲になり、娘と結婚して牧場を手に入れようと考えている牧童頭(チャールズ・ブロンソン)が若いカウボーイを挑発させて決闘に持ち込むんですな。コルビー(ジョン・アイアランド)が若者に早撃ち指導しますがモノにならず、トリックプレイを教えます。ブロンソンが珍しく悪役です。若い頃は悪役ばかりでしたが、『荒野の七人』や『大脱走』などを経て、個性派ヒーローになっていましたからね。悪役を楽しんでいる感じで〜す。