ワイヤーアクションばかり

nostalji2014-02-13

録画していた『ドラゴンゲート/空飛ぶ剣と幻の秘宝』(2011年/監督:ツイ・ハーク)を観る。明時代のお話で、罪なき者を陥れる東廠と西廠という秘密警察のような組織があったんですな。義士ジャオ(ジェット・リー)は東廠の親玉暗殺には成功しますが、東廠の親玉ユー(チェン・クン)の暗殺には失敗します。ユーは皇帝の子を身籠って宮廷から逃げ出した官女スー(メイヴィス・ファン)を追っており、スーを助けたのがジャオを愛する女侠客リン(ジョウ・シュン)ね。リンはスーを連れて辺境の砂漠にある宿屋・龍門へ。龍門では、幻の王宮が大砂嵐によって60年に一度姿を現すということで、その秘宝を狙って盗賊団が占拠していますが、ユーが率いる武装集団が到着し、盗賊団と一触即発になります。そして、ユーを倒すためにジャオも龍門へ……
武芸の達人が卍巴の戦いを繰り広げるカンフーアクション映画です。3D映画らしく、剣や矢がこちらに向かって頻繁に飛んできますが、アクションそのものは手の込んだものがなく単調ですね。ジェット・リーもワイヤーアクションばかりで、生身の迫力に欠けます。それにしても最近はCGばかりで、中身のない映画が多くなったなァ。