録画していた『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』（２００７年／監督：三池崇史）を再見。２００７年９月２６日に劇場で観て以来です。その時は日本語バージョン（神保町シアターだけは何故か日本語版で上映）でしたが、オリジナルの英語バージョンで再見ね。海外向けに全編英語で撮影されたことが話題になりましたが、今回再見して、英語の下手さかげんに学芸会かと思いましたよ。ヴェネチア国際映画祭に出品して、さんざんな酷評だったようですが、内容もさることながら英語演技にも要因があったんじゃないかな。
平家の秘宝が隠されているという村に、平家の末裔無法者集団と源氏の末裔無法者集団がやってきて対立し、そこへ流れ者のガンマンがやってくるという“用心棒”パターンです。主人公のガンマンが伊藤英明、平家の末裔無法者集団の頭領が佐藤浩市、その腹心の部下に堺雅人、彼らにくっついている村の保安官に香川照之、源氏の末裔無法者集団の頭領が伊勢谷友介、その部下に石橋貴明と安藤正信、雑貨屋の訳あり女が桃井かおり、佐藤浩市に殺される桃井かおりの息子が小栗旬、その妻に木村佳乃、桃井かおりに想いを寄せている村人に松重豊、村長が石橋蓮司で、隠者が塩見三省、さらに伝説のガンマンとしてクエンティン・タランティーノも出演しています。冒頭のタランティーノと香取晋吾の英語でのセリフのやりとりを聞いただけで、こりゃダメだと思いました。違和感のない日本語バージョンがお薦めで〜す。
内容についての私の感想は⇒http://www2u.biglobe.ne.jp/~kazu60/21seik2/sukiyaki.htm
