ゲームをすると

nostalji2014-06-04

ブックオフで先日ゲットした『毛利戦記』(学習研究社:1997年1月1日第1刷発行)を読了。ムック本・歴史群像シリーズの第49巻です。同シリーズでは第9巻が『毛利元就』で、毛利を扱ったものでは2冊目となります。大内と尼子についての比重が大きくなっており、三国志的味わいがありますね。大内・尼子という両大国に挟まれた毛利がどのようにして最終勝者になったかという分析ね。敗者の大内義隆尼子晴久(どちらも毛利によって滅ぼされるのは次の代だが)も戦国大名として能力が劣っていたわけでなく、ちょっとしたきっかけで国力を衰えさせていきます。大内義隆は尼子攻めで大敗し、後継者も死なせたことから人生観が変わってしまい武を放棄して文を偏愛するようになるんですな。一方、尼子晴久は武の中心である一族の新宮党の増長を苦々しく思っており、毛利元就の調略にのせられてしまいます。歴史ドラマにしたら面白い内容がいっぱいね。
PS3のゲーム『信長の野望・創造』を毛利でプレイしているのですが、シナリオ1をやっとクリア。戦国伝で指示されたことをクリアするとイベントが発生し、史実通りの展開となっていきます。厳島の合戦とか、隆元の死とかね。織田の成長が早く、近畿攻めは苦労しました。武田と戦いが始まって、織田の戦力が分断された隙に全兵力をつぎこんで上洛に成功。織田を滅ぼした後は楽勝でした。次は織田信長でプレイだよォ。