KAIJUなのだ

nostalji2014-06-17

録画していた『パシフィック・リム』(2013年/監督:ギレルモ・デル・トロ)を観る。太平洋の深海から現れた怪獣と巨大ロボットが戦う物語です。太平洋の深海に異次元トンネルがあって、そこから怪獣が現れるのね。怪獣に対抗するために機乗型巨大ロボット(イェーガー)が開発されますが、怪獣も進化してどんどん強力になっていきます。巨大ロボットは二人乗りで、怪獣との戦いで同乗していた兄を失って戦線を離脱していたローリー(チャーリー・ハナム)が香港基地に呼び戻され、旧式イェーガーのジプシー・デンジャーの操縦者に復帰。相棒の森マコ(菊池凜子)と異次元トンネル爆破のために怪獣との最終決戦へ。
最初から最後までロボット対怪獣の戦いで人間ドラマは希薄ですが、特撮映像だけは見せてくれますね。レイ・ハリーハウゼン本多猪四郎を敬愛しているのがわかります。一人のヒーローが地球を救うのでなく、合体ロボットじゃないですが仲間が心を一つにして戦うというのは日本的でいいですね。変身はしないものの男と女がシンクロするのはウルトラマンA(エース)の世界。ちなみに、芦田愛菜ちゃんは泣くだけの演技でしたが印象づけていました。
画像は、ジプシー・デンジャー。動力は原子力なのだよ。ゴジラにゃ、勝てないな。