知った顔が

nostalji2014-06-23

懐かしのテレビ西部劇『テキサス平原児』の3枚目(5話と6話)を観る。
第5話「国境トラブル」は、カナダ国境付近でレンジ・ライダー(ジャック・マホニー)が強盗に襲われた猟師の死体を発見します。銃声を聞いて駆けつけた北西騎馬警官にライダーとディック(ディック・ジョーンズ)は犯人と間違われますが、強盗団を追跡逮捕。強盗団がカナダとアメリカの間を行き来して追跡を逃れるのがミソね。強盗団の一味にロバート・ウェルクが出演していましたが、顔に似合わず(画像がロバート・ウェルク)、蹄鉄を逆に縫い付けた足袋を馬の脚につけて追跡をくらます知能ぶりを見せていました。
第6話「無法者のピストル」は、無法者を捕えようとした副保安官が撃たれ、通りかかったライダーが無法者を捕まえます。しかし、無法者は石鹸を削ってストーブの墨を塗った偽デリンジャーを使って留置所から脱獄します。この脱獄の手口は実在したギャングのデリンジャーが脱獄した方法と同じね。色々な作品に使われており、デリンジャーは脚本家たちに良いアイデアを提供したものだ。無法者の背後には彼を利用して家畜組合の金を着服する黒幕がいるのですが、それがシェブ・ウーリーでした。『ローハイド』のピート役で知られていますが、『真昼の決闘』ではロバート・ウェルクと同じ悪党仲間でしたなァ。