続きが知りたくて

nostalji2014-06-28

風野真知雄:著の『妻は、くの一 蛇之巻(全3巻)』の「いちばん嫌な敵」(角川文庫:2013年12月15日第3版発行)を読了。先週、BS時代劇『妻は、くの一〜最終章』の最終回を観て、原作では続きがあることを知り、ネットで注文しました。
最終回で雙星彦馬と織江は海外に向けて船出したんですが、アメリカに渡ってロサンゼルス郊外で暮らしているんですな。子どもも3人いて平和な生活を送っています。ところが彦馬と織江の留守中に謎の日本人が現れます。アメリカにはいない蝮を置いていったことから、織江はその日本人が長州忍者隊の頭領・鬼頭蛇文と気づくのね。織江は彦馬と出会う前に、長州に潜入して動向を調べていたのですが、女中として住みこんだ高杉家で蛇文の邪まな結婚計画を妨げたことから蛇文に怨みをかっていたんです。江戸に戻ってからも、抜け忍になってからも長州忍者隊につけねらわれたことを彦馬に語ります。
でもって、親友の保安官補がピンカートン探偵社の男とやってきて、謎の日本人が親南部派に雇われてリンカーンを暗殺しようとしていることを彦馬と織江に告げたところで次巻へ続くで〜す。