魅力的なインド女優

nostalji2014-07-03

録画していた『秘剣ウルミ バスコ・ダ・ガマに挑んだ男』(2011年/監督:サントーシュ・シヴァン)を観る。母親が死んで土地を相続した若者(プリトヴィーラージ)が外国資本から工場用土地を求められ売却を決意して故郷に行き、そこで侵略してきたバスコ・ダ・ガマと戦った祖先の英雄(プリトヴィーラージの二役)の物語を聞く形で始まります。
マラヤーラム語で製作されたインド映画です。インドは映画大国(製作本数および映画館観客総数世界一)で、マラヤーラム語映画以外にもヒンディー語映画、タミル語映画、テルグ語映画、カンナダ語映画などがあります。マラヤーラム語はインド憲法で認められている22の公用語のひとつで、南インドのケーララ州などで話されていますが、最も一般的なのはヒンディー語ね。
胡椒などの香辛料を求めてバスコ・ダ・ガマ南インドを侵略しました。ガマに父親を殺された主人公は民衆を結束して、大砲や鉄砲などの近代兵器を持つポルトガル軍に立ち向かいます。ちなみに、主人公が使うウルミとは、インドの伝統武術カラリパヤットで使用する鞭のようにしなやかな剣のこと。外資による環境破壊の工場誘致とガマの侵略を重ねあわせていますが、インド映画の特徴であるアクション・メロドラマ・コメディ・歌・ダンスを盛り込み、わかりやすい娯楽作品になっています。
画像は、主人公を愛するようになる女戦士役のジェネリア・デソーザ。目もとクッキリ、彫りの深い顔立ちのインド美人で〜す。