昨日の続きで

nostalji2014-07-13

録画していたドキュメンタリー『決定版!SF映画年代記(全4回)』の「異星人との遭遇」を観る。
侵略してきた異星人ということでH・G・ウェルズの『宇宙戦争』から始まり、『インデペンデンス・デイ』に続きます。『宇宙戦争』で異星人は細菌によって倒されますが、『インデペンデンス・デイ』では現代風にコンピュータウィルスによって倒されるようにしたとのこと。BBC製作なので英国のテレビSF『ドクター・フー』に出てくるダーレクとサイバーマンを紹介しています。1964年に登場したダーレクの造形が最新の『ドクター・フー』でも全然変わっていないんですね。
知らないうちに異星人が人間の身体に乗り移るということで、『遊星からの物体X』と『ボディスナッチャー』を紹介。異星人が地球にきた証拠を政府が秘密にしているということでテレビSF『Xファイル』に繋げます。
次に友好的な異星人として、『未知との遭遇』と『E.T.』ね。そして地球に移住してきた異星人として『メン・イン・ブラック』と『第九地区』でくくります。これらが作られた背景には、共産主義への恐怖とか人種差別といった、その時代の社会的テーマが反映されているので〜す。
画像は、『宇宙戦争』の異星人の宇宙船。素晴らしい造形美です。