3回目は

nostalji2014-07-14

録画していたドキュメンタリー『決定版!SF映画年代記(全4回)』の「われらはロボット」を観る。
アシモフのロボット3原則による“人工生命体はどこで制御するか”に始まり、制御できなくなった恐怖として『ターミネーター』が紹介されます。一方、従順な僕としてのロボットは、『禁断の惑星』のロビーや、『スターウォーズ』のR2−D2にC−3POね。
人間が機械化していく作品の紹介として、テレビSF『600万ドルの男』と『ロボコップ』が出てきます。より機械化していくと、人間性の喪失と復活が大きなテーマとなります。
逆に機械が意思を持つと、『2001年宇宙の旅』のHALのように勝手に判断したり、『A.I.』のオスメント少年(関係者としてこのドキュメンタリーに出演していますが、完全なオッサンね)のように悩んだりするのね。
行き着くところ、機械が人間だと考えるようになるのが、『ブレードランナー』のレプリカントと、テレビSF『ギャラクティカ』のサイロンです。逆に人間がコンピュータの中に入り、ヴァーチャル世界が現実世界化していくのが『マトリックス』ね。そこでは、人間は機械の一部に過ぎません。
画像は、ロボット・ロビー。『禁断の惑星』は、私がリアルタイムで観た最初のSF映画でした。少年雑誌に掲載されていたロビーの写真を見て、もう観たくて、観たくてねェ。電池で動くオモチャがありましたが、高くて買ってもらえませんでした。何かと思い入れのあるロボットなので〜す。