古〜い雑誌から

nostalji2014-07-23

昨日、『マーベリック』を観た関係で、『映画物語・西部劇特集号(第8号・12月号)』(近代映画社:1961年12月10日発行)を引っ張り出す。『マーベリック』を特集していたのでね。といっても、たった9ページね。中原弓彦(現:小林信彦)氏などが『マーベリック』の面白さについて書いています。「この番組は純然たるアダルト・ウエスタンなので、中学生ぐらいではこの面白さは理解できないかもしれない」ともね。私はリアルタイムで観ていましたが、ポーカー・シーンが好きだっただけで、確かに面白さは理解できませんでした。
当時テレビで放送されていた西部劇は、日曜日:『警察犬キング』『第五騎兵隊』『ケーシー・ジョーンズ』『ブレーブ・イーグル』『駅馬車西へ』『幌馬車隊』『ブロークン・アロー』、月曜日:『ボナンザ』『ブロンコ』『アウトロー』、火曜日:『ローンレンジャー』『西部の対決』、水曜日:『ガンスモーク』『マーベリック』『サーカス西部を行く』、木曜日:『レストレスガン』『ララミー牧場』、金曜日:『名犬リンチンチン』『胸に輝く銀の星』『誇り高き男たち』『保安官ワイアット・アープ』『西部の男パラディン』、土曜日:『スミスという男』『ウエスタン特急』『拳銃無宿』『ローハイド』と、西部劇ブーム全盛期で面白い西部劇であふれていましたからねェ。
でもって、『映画物語・西部劇特集号(第8号・12月号)』ですが、グラビアを含めて全体の70%が西部劇関連記事(連載ものが多い)で、残りが『サンセット77』などの海外ドラマと『南海漂流』などの新着映画の話題となっていま〜す。
表紙は、『コマンチェロ』ね。新着西部劇として特集されていました。