オマージュそれとも焼直し

nostalji2014-07-24

録画していた『スター・トレック/イントゥ・ダークネス』(2013年/監督:J・J・エイブラムス)を観る。
若き日のカークとスポックの活躍を描いた新シリーズの第2弾。宇宙艦隊司令部を襲撃したジョン・ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)を追って、規律違反を犯して降格になっていたカーク(クリス・パイン)がエンタープライズ号の艦長に復帰してスポック(ザカリー・クイント)以下お馴染みのクルーのメンバーとクリンゴン星との紛争地帯にある惑星クロノスに向かいます。ハリソンは降伏して地球へ連れ帰ることになりますが、クリンゴン星との全面戦争を望む宇宙艦隊司令長官(ピーター・ウェラー)の秘密戦艦が現れて……
ハリソンの正体が20世紀優生人間カーンで、シリーズ2作目の『カーンの逆襲』(1982年/監督:ニコラス・メイヤー)と似たようなシーンが随処に見られます。『カーンの逆襲』では自己犠牲で放射能を浴びるのはスポックでしたが、本作ではカークね。J・J・エイブラムスの演出は、見せ場に次ぐ見せ場を用意し、ハラハラドキドキを堪能させてくれます。TVシリーズ『宇宙大作戦』のテーマ曲が流れ、宇宙へ旅立つラストは、TVシリーズに続くといった感じで嬉しかったで〜す。