西部劇は好きだったが

nostalji2014-08-25

西部劇の知人から送られてきたテレビ西部劇『西部二人組(全50話)』のDVDが届き、早速第1話を観る。
『西部二人組』は、NHKで1972年4月8日から第2シーズンまでの全38話が放送されています。放送時間帯が毎週土曜日の夜8:40〜9:30だったためか、意外と知っている人が少ない西部劇です。裏番組には8時からドリフの『8時だよ!全員集合』と、9時からは『キイハンター』という人気番組がありましたからね。私はドリフのファンではなかったので、途中でチャンネルを変えて結構観ていました。だけど、NHK放送の西部劇とあって、射ち合いはあっても死人は出ない、ノンビリムードのコメディ・タッチだったために、前半部分で面白くなかったら、さっさと『キイハンター』や『土曜映画劇場』にチャンネルを変えていて、記憶の薄いものになっています。
でもって第1話ですが、シリーズ設定となるパイロット版です。銀行強盗や列車強盗などで悪事(盗みはすれど非道はせず)を重ねてきたハンニバル・ヘイズ(ピート・デュエル)とキッド・カーリー(ベン・マーフィー)が列車強盗した乗客の老婦人から恩赦のニュースを知らされ、追跡隊に追われてウィート(アール・ホリマン)たち仲間とはぐれたのを幸いに昔の友人である保安官のロム(ジェームズ・ドルーリー)に相談にいきます。二人がロムと話している時に、銀行家の娘(スーザン・セント・ジェームス)が訪ねてきて、ロムが二人の名をスミスとジョーンズ(これが原題の「Alias Smith and Jones」)と紹介。娘は二人を銀行警備の専門家と誤解したことから、銀行警護をするはめになるんですな。そんなところへウィートたち泥棒仲間がやってきて……
お札が空に舞い散るラストが印象的で、第1話はよく憶えています。結局、二人の恩赦は1年間を真面目に過ごすことが条件で、知事との裏取引のため、指名手配書は配られたままなので、保安官や賞金稼ぎから逃げながらの道中となります。行く先々で色々なトラブルがまちかまえていますが、射ち合いでなく知恵で事件を解決していくので〜す。