再び華麗なるペテン師

nostalji2014-08-29

テレビ西部劇『西部二人組』の#8「ダイヤモンド作戦」と#9「銃撃戦7対7」を観る。
「ダイヤモンド作戦」は、横領を知られた銀行頭取(ジョン・マッギーヴァー)が支配人を殺し、ヘイズ(ピート・デュエル)とカーリー(ベン・マーフィー)が銀行襲撃したかのように見せかけて自分の犯罪を隠蔽。殺人罪の罪まで被せられた二人組は、親友の老詐欺師ソーピー(サム・ジャッフェ)に相談してダイヤモンド鉱山投資詐欺を仕掛けます。
ピンチもなく都合よく話が進み過ぎるところがありますが、この手のコンゲームは好きなのでグッド。第1話で登場した親友の保安官ロム・トレバースが再び登場しますが、ジェームズ・ドルーリーからマイク・ロードに替わっていました。
「銃撃戦7対7」は、駅馬車を襲撃したクリント(L・Q・ジョーンズ)一味7人が、乗客にヘイズとカーリーがいたことに後で気づき、二人の賞金目当てに駅馬車の中継所を襲撃。中継所の親爺(キーナン・ウィン)は二人を引き渡すことを拒み、強盗団との戦いとなります。
ドンパチと派手な撃ち合いはありますが、乗客の中の強盗団と手を組もうとした根性悪男が流れ弾に当って死ぬだけ。中継所の親爺に乗客から奪った金を渡して、二人組を連れ出すように買収するものの、親父はその金を乗客に返し、引き渡しを拒まれるなど、L・Q・ジョーンズ一味はどこかノンビリしていて憎めない存在です。駅馬車救援隊が姿をみせるやサッサと退散ね。一味の一人としてジェフリー・ルイスが出演していますが、セリフが殆どなく、気をつけていないと見過ごす存在でした。
画像は、「ダイヤモンド作戦」に出ていたミシェル・ケリー。頭取の宝石好きの愛人役ね。西部劇出演は、『エル・ドラド』『大悪党ジンギス・マギー』『荒野のアニマル』とあり、主演した『荒野のアニマル』は強烈な印象を残していま〜す。