70年代は海外ドラマ不毛時代

nostalji2014-08-30

ここのところ、テレビ西部劇『西部二人組』ばかり観ている。この番組が放送開始した1972年4月の番組表を見ると、海外ドラマは他には『プロテクター電光石火』と『鬼警部アイアンサイド』しかありません。海外ドラマ全盛の60年代とは雲泥の差ね。
でもって、『西部二人組』ですが、#10「殺人旅行ガイド」と#11「最後に笑うやつ」を観る。「殺人旅行ガイド」は、考古学者(パトリック・マクニー)に頼まれてインディアンの遺物調査のため“地獄の穴”地帯を案内することになったヘイズ(ピート・デュエル)が殺人事件に巻き込まれる物語。パトリック・マクニーはダイアナ・リグとのコンビの『おしゃれ㊙探偵』ではトボケた味わいを見せていましたが、ここでは腹に一物ある謎の男ね。『おしゃれ㊙探偵』では矢島正明が吹替えていましたが、本編ではキャラにあわせて戸浦六宏でした。
「最後に笑うやつ」は、女性3人に頼まれてヘイズとカーリー(ベン・マーフィー)が南北戦争当時の埋蔵金を探す物語。最後に笑うやつは、『七年目の浮気』でマリリン・モンローの相手役だったトム・イーウェルね。
画像は、『おしゃれ㊙探偵』のパトリック・マクニー。この番組が放送開始した1967年10月には、他に『アンクルの女』『爆撃命令』『タイムトンネル』『ターザン』『西部の用心棒』『バーボン・ストリート』『奥様は魔女』『バットマン』『インベーダー』『ミスター・ロバーツ』『進め騎兵隊』『ザ・モンキーズ』と12本もの海外ドラマがあったので〜す。