レベルダウン

nostalji2014-09-02

テレビ西部劇『西部二人組』はシーズン2へ続きますが、少し休むことにして録画していた『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々:魔の海』(2013年/監督:トール・フロイデンタール)を観る。
アメリカのベストセラー児童書が原作の冒険ファンタジーのシリーズ第二弾です。主人公のパーシー・ジャクソン(ローガン・ラーマン)はポセイドンと人間との間に生まれた半神半人(ハーフゴッド)。アナベス(アレクサンドラ・ダダリオ)やグローバー(ブランドン・T・ジャクソン)たち他のハーフゴッドの仲間と訓練所で修行に励んでいたのですが結界を守っていた大木が枯れ始めます。木を再生して結界を修復するには黄金の羊の皮が必要で、仲間と冒険の旅に出るんですな。今回はパーシーの異母兄弟タイソン(ダグラス・スミス)が登場。これが、母がニンフで本人は片目のサイクロプスなのね。敵役は前回と同じくヘルメスの息子のルーク(ジェイク・アベル)で、黄金の羊の皮でカオスを復活させたから、さあ大変。
前作同様にギリシャ神話を知っていることを前提にトントン拍子で物語が進んでいきます。前作では現在の世界とギリシャ神話の融合が面白かったのですが、今回はそれがなく、トール・フロイデンタールの演出も平凡。ピアース・ブロスナンユマ・サーマンといった大物俳優の出演もなく小粒で〜す。