珍しく悪役

nostalji2014-09-12

DVDでテレビ西部劇『西部二人組』の#30「疑惑の21日間」と#31「勝負あった!」を観る。
「疑惑の21日間」は、21日間で牛を運ぶ仕事に加わったヘイズ(ピート・デュエル)とカーリー(ベン・マーフィー)二人組が殺人事件に巻き込まれる物語で、出演者が西部劇や海外ドラマでの顔馴染みばかりでした。牧場主が『ボナンザ』のパーネル・ロバーツ、牧童頭が『西部に賭ける女』や『燃える平原児』に出ていたスティーブ・フォレスト、料理番がウォルター・ブレナン、殺される牧童に、『タイムトンネル』のロバート・コルバートと『チザム』でパット・ギャレットを演じたグレン・コーベット。キャトルドライブのシーンが頻繁に出てきますが、他作品からの使い回しのような気がします。
「勝負あった!」は、#2「ポーカー大勝負」で因縁のあるマクレディ(バール・アイヴス)から届けられる石像を受けとってサンフランシスコに運ぶことになった二人組がやってきた町は、農夫と牧場の間で選挙運動の真っ最中。農夫側の用心棒に間違われた二人組は、牧場側の用心棒(リー・メジャース)から丸腰を強要されます。それを拒否したカーリーは何かと嫌がらせをされるのね。石像が届くまでとガマンするカーリーを見て、アル中の牧師(ブラッドフォード・ディルマン)がカーリーを聖人と思い込むのね。画像は、リー・メジャース。選挙妨害する悪い奴でした。