映画となると

nostalji2014-10-06

録画していた『劇場版タイムスクープハンター/安土城最後の1日』(2013年・ギャガ/監督:中尾浩之)を観る。
タイムワープ技術を用いて様々な時代を取材する時空ジャーナリストの沢嶋(要潤)は、本能寺の変から11日後の京都にやってきて、織田家の侍・矢島権之助(時任三郎)と博多の豪商・島井宗叱(上島竜平)と出会います。茶器“楢柴”を博多に持って帰る宗叱と護衛の権之助への同行取材をするうちに、謎の人物に襲われ“楢柴”は滝壺へ。タイムスクープ社に戻った沢嶋は、同僚の古橋ミナミ(杏)から襲った人物がタイムスクープ社内部の人間らしいと告げられます。沢島は歴史が変わらないようにするため、新人ジャーナリストの細野ヒカリ(夏帆)を連れ、“楢柴”奪回のためタイムワープ……
オリジナルはNHKで放送されている30分のドキュメンタリードラマ風歴史教養番組。放送時間帯の関係で私は観たり観なかったりですが、カルトなファンが結構いるようです。劇場版とあって、たっぷりアクションを盛り込み、“楢柴”を追って、バブル期の1985年、戦時中の1945年、そして安土城焼失の謎に立合うという欲張った内容になっていますが、カツラは使わず俳優の地毛、スタジオセットを使わずロケ対応、知らない俳優によるドキュメンタリー感、というテレビでは活かされた他の時代劇にはないユニークな特色が大画面の映画になるとチーピーな感じになってしまいます。やはり野におけレンゲ草で〜す。