ティースプーンの過去

nostalji2014-11-11

ビデオに録画保存していたテレビ西部劇『ヤングライダーズ』の#12「形見の手紙」と#13「血塗られた地図」を再見。
「形見の手紙」は、エリザベスの死をみとったアマンダはエリザベスから母の形見の手紙をティースプーンに届けてくれるように頼まれます。その手紙には2万ドルの遺産の件が書かれており、手紙を読んだアマンダの情夫ルーカスはアマンダをエリザベスにして遺産を奪おうと考えるのね。エリザベスとしてティースプーンを訪ねたアマンダは……
エリザベスの母はティースプーンの昔の恋人で、エリザベスがティースプーンの娘という過去がわかります。物欲に執着しないティースプーンの人間性がわかる一編。ダンスパーティでのライダーたちのシーンがグッドです。
「血塗られた地図」は、ティースプーンのテキサス時代の友人が売春宿で殺されます。友人が持っていた軍の武器弾薬を隠した地図が奪われるのね。ティースプーンは売春宿の主・グレースが武器密売団の黒幕と考え、客に乱暴されている娼婦を救ったことからグレースに気にいられたジミーを一味に潜入させます。そんなことは知らないライダーたちはジミーの態度にヤキモキ。
冒頭の友人との会話で、ティースプーンがジム・ボウイやトラビスと交友があり、テキサス独立活動をしていたことがわかります。テキサスレンジャーだったことが後のエピソードにあり、テキサス独立活動の後、ルイジアナで前作のエリザベスの母と愛しあい、彼女が結婚していたので、再びテキサスに行ったことになります。画像は、ティースプーン役のアンソニー・ザーブ。映画でも活躍する名傍役ね。