やっと主人公に

nostalji2014-11-13

ビデオに録画保存していたテレビ西部劇『ヤングライダーズ』の#16「別れた夫」と#17「おとり」を再見。
「別れた夫」は、エマを捨てて逃げた夫クランドール(クリフ・デヤング)が戻ってきます。クランドールはモルモン教徒の移住幌馬車隊の案内人でしたが、強盗団の手引きをした悪党。幌馬車隊は皆殺しにされ、独り残ったクランドールは幌馬車に隠されていた宝石を見つけ、ネコババしたことから強盗団に追われています。スイートウォーターの町に強盗団がやってきて……
サムへの愛と夫への義理に悩むエマ。ジミーは10話でエマの過去を知っていて、何かと気遣います。クランドールは結局アカンタレで強盗団のボス(エド・アダムス)に殺され、中継所を襲う強盗団との銃撃戦は迫力満点。銃撃戦後のエンドシーンで流れる音楽はマカロニ的でグッドです。
「おとり」は、軍の機密書類をララミー砦からマイルズ砦に運ぶビリーの物語。南北戦争が直前にせまっており、機密書類というのは南軍に寝返りそうな騎兵隊員のリストね。ビリーに届けられては困る騎兵隊員がビリーを追います。中継所では赤ん坊の捨て子があり……
ヒーローに憧れるオープニングからビリーの冒険物語が始まります。追手の騎兵隊員を振りきりますが、瀕死の猟師から彼のペットの熊を救うように頼まれて悪い猟師をやっつけたり、夫を殺されて土地を奪われそうな未亡人(メグ・フォスタ−)を助けたりして寄り道をするものだから騎兵隊員に追いつかれピンチに。なんとか切り抜け、砦に着くと機密書類は既に届いており、ビリーは囮だったことがわかります。ビリーは後年のバッファロー・ビル。これまでのエピソードでも存在感はありましたが、単独主人公は今回が初めてです。画像は、ビリー役のスティーブン・ボールドウィンアレック・ボールドウィンの弟ね。