ついでに

nostalji2014-12-28

テレビ西部劇『荒野の七人』と同じテープ内に収録していた『燃えよカンフー』の「暴力は人の心を闇にする(The Way of Violence has No Mind)」と「虚栄の花に真の愛が実を結ぶ(In Uncertin Bondage)」を観る。
「暴力は人の心を闇にする」は、ケイン(デビッド・キャラダイン)が泉の畔で休んでいると、金を運ぶヒルクイスト(フリッツ・ウィーバー)に強盗一味と間違われ乱暴されるが、キャプテン・リー(ロバート・イトウ)が現れケインを救い、金を奪います。ヒルクイスト一味との銃撃戦で傷を負ったリーの叔父を手当てした後、ケインはホイール(ゲイリー・メリル)という農夫と出会い、彼の農場へ。リーがホイールの農場にやってきたことから、ヒルクイストは農場を襲いホイールが負傷します。法を無視するヒルクイストを逮捕するために保安官が駆けつけ……
リーは少林寺を破門された武術家からカンフーを習っており、ラストは自首を勧めるケインとカンフー対決です。“暴力には心がない”のだよ。
「虚栄の花に真の愛が実を結ぶ」は、心臓病の発作がおきた南部の令嬢ロンダ(リンダ・デイ・ジョージ)を救ったケインは彼女の馬車に同乗しますが、護衛のクリフォード(ウォーレン・バンダース)がロンダを誘拐し、ケインは穴蔵に落とされます。身代金を依頼する手紙を拒否したためにロンダも穴蔵へ。ロンダは召使いの黒人ジェニーの裏切りにショックを受けますが……
南部女性の誇りが、知らず知らずのうちに黒人を見下していたことをロンダはケインによって気づかされます。ラストは、ケインのカンフーとクリフォードのサーベルとの対決で〜す。
画像は、ロンダ役のリンダ・デイ・ジョージ。『スパイ大作戦』(シーズン6以降)のレギュラー・メンバーでしたね。