オリジナル脚本

nostalji2015-03-10

録画していた『エージェント:ライアン』(2014年/監督:ケネス・ブラナー)を観る。トム・クランシーの代表的小説“ジャック・ライアン”シリーズの主人公ジャック・ライアンの初仕事です。このシリーズはベン・アフレックで2本(『レッド・オクトーバーを追え!』『トータル・フィアーズ』)、ハリソン・フォードで2本(『パトリオット・ゲーム』『今そこにある危機』)作られていますが、これはオリジナルね。
アフガンの戦場で重傷を負ったジャック・ライアン(クリス・パイン)は、CIAのハーパー(ケヴィン・コスナー)にスカウトされ、恋人のキャシー(キーラ・ナイトレイ)にもそのことを秘密にして、不審な経済活動を監視するためにウォール街のアナリストとして働き始めます。そんなある日、ロシアの投資会社の不穏な動きに気づき、ハーパーに報告するとモスクワに行って調べるように命じられるんですな。ライアンは投資会社社長チェレビン(ケネス・ブラナー)相手に謎の解析へ……
新米エージェントが咄嗟の判断力や分析力で危機を脱し、知的情報合戦でサスペンスを盛り上げていくのかと思いきや、最後は結局派手なアクション映画ね。最近のハリウッド映画の特徴ではありますが、どれもワンパターンです。知的ゲームの面白さをもっと追究すればいいのにねェ。