珍しく好い人

nostalji2015-03-27

懐かしのテレビ西部劇『ララミー牧場』の「前科者」と「手榴弾をぶん投げろ!」を観る。
「前科者」は、牧場主のジャクソンが殺され、彼を憎んでいたケルハーが犯人として捕まります。ジャクソンが殺された時間に、ケルハーは野宿していたスリム(ジョン・スミス)と会っていたので、ケルハーの娘(ダイアナ・ミレイ)がスリムを捜しにララミーに行きますが、殺人の目撃者が二人いたことと、ケルハーが前科者ということで判事(ジョージ・ミッチェル)はスリムの証言を待たずに死刑。判事は前科者に偏見を持っており、無罪かどうか調べるより罪人を早く裁くことを生きがいとしているのね。スリムが真相を調べ始めると、今度は目撃者の1人が殺され、娘が犯人として逮捕されます。スリムは犯人の手掛かりを保安官(ロバート・ウィルク)に伝えますが……
画像は、保安官役のロバート・ウィルク。スリムに対する態度から、いつも通りの悪役かと思いきや、判事の判決に疑問を持ってケルハーを死刑にしたかと見せかけて匿っていた好い奴でした。
「手榴弾をぶん投げろ!」は、ララミー牧場の近所にあるマーサの農場へ、長い間放浪していたマーサの亭主マット(ジョン・ラーチ)が帰ってきます。マットはシェリダンの町で銀行強盗したお尋ね者で、ララミーでも銀行強盗を計画。スリムとジェスはマットの善人ぶりに騙されますが、マットを追ってきたケリガン兄弟が現れ、マットの正体が分ります。マットは奪った金を持ってマーサと逃げようとしますが、マーサは拒否。結局、悪銭は身につかないということね。