通好み

nostalji2015-04-27

海外ドラマ『ナイトメア〜血塗られた秘密〜』のシーズン1(全8話)を観了。19世紀末のロンドンを舞台にしたゴシック・ホラーです。大道具から小道具まで、当時を再現した美術がテレビドラマとは思えない凄さね。
怪現象が相次いでいるロンドンで、失踪した娘を捜す冒険家マルコム卿(ティモシー・ダルトン)のもとに、謎の美女ヴァネッサ(エヴァ・グリーン)、早撃ちガンマンのチャンドラー(ジョシュ・ハートネット)、解剖医のフランケンシュタイン(ハリー・トレッダウェイ)が集います。娘はヴァンパイアに連れ去られており……
フランケンシュタインは、あのフランケンシュタインね。すでに死体を甦らせたクリーチャー(ロリー・キニア)を誕生させており、花嫁を誕生させるように脅されている始末。シーズン最終回では、チャンドラーが愛していた結核で死んだ売春婦ブローナ(ビリー・パイパー)を甦らそうとしています。
ヴァンパイアはノスフェラトゥ型で、ヴァン・ヘルシング教授も登場しますが、シーズン途中でフランケンシュタインのクリーチャーに殺されてしまいます。シーズン最終回は、ヴァンパイアとなった娘は救えなかったものの、ノスフェラトゥを倒して一応決着。しかし、ヴァネッサとドリアン・グレイ(リーヴ・カーニー)との関係、マルコム卿と執事センベーヌ(ダニー・スパーニ)の関係、チャンドラーの過去(狼人間のようだ)が謎として残っており、シーズン2が楽しみです。
画像は、ヴァネッサ役のエヴァ・グリーン。身体内の悪魔が棲みついており、魔界との情報を得ることができるのですが、身体を乗っ取ろうとする悪魔との葛藤演技が凄いで〜す。