GSブームがあった

nostalji2015-06-13

本日の朝刊朝日の別刷beの『サザエさんをさがして』のテーマは「ジュリー」。ザ・タイガース時代の沢田研二の愛称ね。とにかく凄い人気でしたな。
グループでアメリカンポップス調の歌を歌う若者たちが1966年から日本のミュージックシーンを塗り変えます。GS(グループサウンズ)ブームの始まりね。ザ・スパイダースとブルー・コメッツが先駆けとなりました。67年にザ・タイガースが登場し、GSブームは広がりをみせ、続々と人気アイドルグループが音楽界を席捲します。ヴィレッジ・シンガーズ、ワイルド・ワンズ、カーナビーツ、テンプターズゴールデン・カップス、パープル・シャドウズ等々。中でもターガースの影響力は大きく、動物をグループ名にしたものがやたらと多かったです。オックス、ジャガーズ、ビーバーズ、ポニーズ、クーガーズ、レオ・ビーツ……
ブームは69年までで、70年代に入ると消滅します。ヴィジュアルなカッコ良さだけを求めて音楽性が二の次になっていったからだと思っています。沢田研二のような実力のあるヴォーカルは解散後もソロとして活躍し、ヒット曲を出しました。時代を作ったスーパースターですが、昔ジュリーも今はジジーで〜す。