昔見た馴染みの傍役でいっぱい

nostalji2015-06-17

テレビ西部劇『シャイアン』の「孤独の拳銃」と「最後の決断」を観る。
「孤独の拳銃」は、シャイアンがテキサスからダッジシティまで牛を運ぶ物語。シャイアンは牧場主のアマリロ・エリス(トレヴァー・バレット)に頼まれてキャトルドライブを手伝うことになります。それは4週間以内にダッジシティへ到着させるという苛酷な旅で、エリスは途中で死に、シャイアンに後を託すのね。古参のロウディ(ハル・ベイラー)やスリム(ポール・ブリンガー)はそれが不満ですがが、シャイアンの実力を認め従います。駆けつけたエリスの娘スーザン(ナンシー・ヘイル)もシャイアンに反発しますが、4週間以内に着いたことから賞金を獲得。ダッジシティではシャイアンを弟の仇として狙う無法者たちが待ち受けていて……
トレヴァー・バレットは『保安官ワイアット・アープ』のオールドマン・クラントン役でセミレギュラーだし、ポール・ブリンガーは『ローハイド』のウォッシュボーンね。ナンシー・ヘイルは『ソニー号空飛ぶ冒険』でレギュラー出演していました。ハル・ベイラーはメインゲストではなく、セカンドクラスで数多くのテレビ西部劇に出演しています。カウボーイ役でボブ・スティールも出演していましたよ。
「最後の決断」は、シャイアン(クリント・ウォーカー)が牛泥棒の黒幕を捜す物語。牧場主保護協会の依頼で牛泥棒の調査にきたシャイアンは、殺された男が無法者ではあるが牛泥棒をするような男でないと知っており、再捜査を開始します。町には、かつてシャイアンが助手をしていた時の元保安官マット・エリス(グラント・ウィザース)が牛の仲買いをしており、彼に協力を求めるのね。牛泥棒は牧場主のハマー(スタッフォード・レップ)とわかりますが、エリスがハマーに手を貸していたことから……
英雄として父を尊敬している息子(ポール・エングル)と恋人(アンドレア・キング)のために、最後はシャイアンに協力してエリスが銃撃戦で死ぬというのは、お決まりコースで〜す。