時代劇ということで

nostalji2015-07-04

録画していた『水戸黄門SP』を観る。黄門さまが将軍の跡目騒動と実子・頼常乱行事件を解決する物語です。
黄門さま(里見浩太朗)は、次期将軍候補・綱豊(永井大)の見聞を広げるために旅に連れ出します。お伴をするのは、助さん(原田龍二)・格さん(合田雅吏)・うっかり八兵衛(林屋三平)ね。柳沢吉保田中健)は綱豊暗殺のために忍者・荒巻眩斎(六平直政)を差し向けます。綱豊の所領の甲府で金山奉行の不正を解決。風車の弥七内藤剛志)と柘植の飛猿(野村正樹)が荒巻一味の襲撃をふせぎ、事件解決に協力します。大坂で紀伊国屋文左衛門津川雅彦)から実子である高松藩主・頼常(高橋光臣)乱行のことを聞いた黄門一行は讃岐へ。城代家老石橋蓮司)の悪政を勘定奉行田村亮)が糾弾しようとしていましたが……
お馴染みの印籠シーンは物語中盤の甲府事件の時で、それも端折って取り出すものだから御威光は今イチです。頼常の乱行は讃岐藩を取り潰そうとする吉保の間者を捜すための芝居だったのですが、間者である証拠が安直に見つかって拍子抜けしました。黄門さまの頼常に見せる父の情愛にはホロリとさせられましたけどね。気に入らないところが色々あっても、久しぶりに観る黄門さまは良いもんだ。
ところで、『水戸黄門』の第1シーズンが始まった1969年は、『素浪人花山大吉』『無用ノ介』『俺は用心棒』『鬼平犯科帳』なども始まっており、テレビ時代劇の黄金期を迎えま〜す。